看取る-1

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宗教別、着替えから納棺まで

死に化粧をした遺体はすぐには納棺せずしばらく座敷などに安置しておきます。清拭をした後に着替えさせる衣類を通常“死に装束”と呼びます。枕飾りを整えて枕元に置き、顔に白い布をかぶせておきます。この死に装束や枕飾りなどが宗教によって違ってくるところです。

まずは【仏式】の場合。
死に装束は“経帷子(きょうかたびら)”左前に着ます。白い三角頭巾、白い手甲、脚絆(きゃはん)をつけます。首にかけるのは三途の川の渡し賃の六文銭を入れたずた袋。足袋とわらじは左右反対にはかせます。宗派によっても違いがあり、日蓮宗では頭巾や六文銭はせず、浄土真宗では特別な死に装束はしないようです。

しかし近頃では、新しい浴衣や、故人が好きだった着物を左前に着せたりして死に装束すら簡略化されつつあるそうです。着替えをした遺体は北枕で安置されます。上下逆さにかけた掛け布団の上には守り刀を置き、枕元には、白い布をかけた小机の上に、香炉、燭台、樒(しきみ)をさした花立ての三具足(みつぐそく)、りん、コップか湯のみの水、一膳飯、枕団子を供えます。

次に【神式】の場合。
神式では着替えさせる白い小袖の衣類のことを神衣と呼びます。これに白い足袋をはかせます。しかしこれも仏式同様近頃では簡略化され、葬儀社が用意してくれる紙製のものを納棺のときにかけるだけというスタイルが定着しつつあるようです。

頭の方角は、北枕もしくは東枕。顔は白い布で覆います。枕飾りは、案と呼ばれる神式の儀式用の机、または白い布をかけた小机の上に、玉串と三方(さんぽう)を置きます。三方には、神酒、米、塩、水、神饌(しんせん)などを供えるのが一般的のようです。

最期に【キリスト教】の場合はどうでしょう。
キリスト教には死に装束も遺体の向きにも決まりはありません。ただ、他と同様顔は白い布で覆われます。枕飾りも特にはなく、白い布をかけた小机に燭台とろうそく、花、十字架、聖書などを飾ることが多いようです。

さて、枕飾りの後、仏式では近頃は通夜と合わせて行われる枕経、つまり僧侶の読経があります。神式は神官の前で枕直しの儀が行われるか、身内だけで拝礼。納棺の儀もしくは遺族たちだけで遺体を納棺し祭壇に安置したら供え物をして二礼二拍手一拝。白い布で覆います。

仏式は全員で合掌し祭壇の前に安置し金襴の布をかけます。キリスト教では神父や牧師を招き納棺後、聖書の朗読、聖歌の斉唱を行い祈りを捧げげ黒い布で覆うのです。いかがでしたか。宗教によって細かな部分で違いがあることに驚かされますね。

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